皆さんこんにちは。今回の記事では、終活を始める時期について述べたいと思います。
「終活を始めたいと思っているんだけど…」そう思う方は多くおられますが、実際、はじめの一歩を踏み出すところにハードルがあるのが現状です。そんな方は今回の記事とともに、前回執筆した「終活は少しずつ進めよう」の記事もご参照いただき、ぜひ終活の一歩を踏み出していただきたいと思います。
さて、では具体的にいつ始めたらよいのか?これに対する私の答えは、思い立ったが吉日。早ければ早いほどいい。目安が欲しい方は「健康寿命」の時期までに始める。
皆さん、終活を思い立つきっかけは様々です。親が亡くなった、知人が認知症になった、持病があり今後が不安、終活に関するニュースを見た、このようにきっかけは何でも構いません。大切なのはその始めたいという気持ちをほったらかしにせず、専門家の無料相談を受ける、終活セミナーに参加するなどの具体的な小さな行動に落とし込むことです。
早ければ早いほどいいというが、例えば40代から始めてもよいのか?もちろん構いません。若いうちから終活に興味を持たれたということは現在ご自身の周辺に何らかの不安要素があるからだと思います。その不安要素については早いうちから専門家の助言を受けておくことが結果的に傷を浅くし、今後の大きなトラブルを回避できます。
これまで、終活に興味を持った矢先に長期入院となったり、認知症になったり、急逝してしまった方々を多くお見受けしてきました。こうなってしまうと、ご自身の思い描く理想の最期は実現できない可能性が高くなります。
では、健康寿命とは何か?これは、「介護や支援を受けることなく日常生活を送ることができる時期のこと」です。概ね72歳から75歳の間で推移しています。もちろん個人差はありますが、一般的にこの時期までですと、気力・体力もまだあり、意欲をもって終活を進めていくことができます。
最後にお伝えしたいのは、けっして周りの人を基準にしないでほしいということです。終活を始めるきっかけはもちろん周りの人に起こった事柄であってもよいのですが、例えば「齢の近い○○さんはまだ終活始めてないし…」や「終活していることを周りに知られたら何か言われそう」など、他人基準で終活を考えることは避けたほうが良いです。繰り返しますが、「思い立ったが吉日」です。ぜひ一度、専門家の無料相談を受けてみてください。
かめのこ行政書士事務所では、終活に関する各種書類作成、受任者業務就任、コンサルティングを行っております。初回相談は無料です。また、ご自宅・病院・施設などへの出張相談も受け付けております。ご興味を持たれた方はぜひ一度ご相談にいらしてください。
それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。