終活は少しずつ進めよう

皆さんこんにちは。今回の記事では、終活の進め方について取り上げたいと思います。

今、終活を始めようとされている皆さんは、様々な情報に触れておられることと思います。エンディングノート、遺言、後見、お墓のこと、葬儀のこと…挙げればきりがないのが終活に関する情報収集です。普段かめのこ行政書士事務所が提案する終活では、遺言と死後事務委任契約を二本柱としていますが、その二つだけを取り上げてもすぐに着手できる方ばかりではありません。

では、終活とはいったい何から始めたらよいのか?これに対する私の答えは、「何からでもいい。ただ、一気にすべてを完成させようとするのではなく、少しずつ進めることが大切」というものです。

終活にはまだまだ法整備が追い付いていない面もありますので、いわば、何から始めてもよいのです。例えば、お墓のことにご興味があればそこから始めても構いません。ポイントは、少しずつ進めること。詳しく述べますと、まず自分のご興味のある終活の分野で、専門家に相談に行ってみるのです。一般的な終活の窓口であれば、この相談の段階で、自分が当面希望していない別のサービスなどを提案されることはよくあります。

その時、なし崩し的にすべてをフルパックで契約されるのではなく、まずその中の一つのサービスだけを契約してみる。そのサービスを使っていく中で、その業者の特性や相性などをつかんでいくことが大切です。ちゃんと仕事はしてくれるのか?困ったときに相談に乗ってくれるのか?迅速に対応してくれるのか?サービスを使う前は様々な疑問があるのが通常です。そんな状態でフルパックを契約するのは避けたほうがいいというのが今回の提案です。

まずは一つの小さなサービスを使い、その業者を見極める。このことをぜひ覚えておいていただければと思います。

では、かめのこ行政書士事務所ではどのように対応しているかといいますと、まず「見守り契約」と呼ばれる一番シンプルな契約をご提案しています。この見守りの中で、私たちの仕事ぶりを知ってもらい、その後の遺言作成や死後事務委任契約に至るというステップです。終活はくれぐれも少しずつ、進めていきましょう。

ただし、重大なご病気などで時間があまりない方は、スピードが何より大切です。この場合は、その業者の過去の実績などを基に判断していくことになるでしょう。かめのこ行政書士事務所では、終活に関する各種相談を受け付けております。初回相談は無料ですので、ご興味を持たれた方はぜひ一度ご相談にいらしてください。ご自宅・病院・施設などへの出張相談も受け付けております。

それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

この記事を書いた人

野尻 嘉昭

千葉県松戸市を拠点に、15年以上もの間、生前整理・遺品整理の不用品回収業を営んできました。多くの方々の人生の大切な節目に関わらせていただき、その経験を通して「お身内を亡くされた方々や、おひとり様、社会的に弱い立場の方々をトータルでサポートしたい」という想いを強く持つようになりました。

そんな私がさらに手を差し伸べるために選んだのが、行政書士という国家資格です。遺言書の原案作成や相続関係業務を専門としており、相続手続きなど難しい時期のサポートをお任せください。

「遺言さえ準備していれば、紛争は避けられたかもしれない」という後悔を抱える方々の背中を、私のこれまでの経験を活かしてしっかりと支えたいと思っています。

終活・相続・遺言手続きに関すること、何でもご相談ください。かめのこ行政書士事務所が皆様のサポートをいたします。どうぞお気軽にご連絡をお待ちしております。