皆さんこんにちは。
かめのこ行政書士事務所の野尻嘉昭と申します。
今回は「終活とは何をするのか」と題しまして、 終活の具体的なステップとそれを行う意義についてお話しします。 終活を行うことで、自分や家族の未来を保護し、 死後の手続きをスムーズに進めるための準備をすることができます。
それでは、個々のステップを順に見ていきましょう。 まずは何といっても、遺言書の作成です。 遺言書を作成することで、財産の分配や子供の後見人の指定など、自分の意志を明確に伝えることができます。
その他の主な終活のステップとしては以下のようなものが挙げられます。
- 保険の見直し: 生命保険や医療保険などの保険を見直し、必要に応じて更新または変更しましょう。これにより、適切な保険料を支払いながら必要な保障を得ることができます。
- 生前整理:ご存命のうちに身の回りの物を整理し、処分すること。
- 重要文書とデジタルアカウントの整理: 重要な文書や情報(銀行口座、パスワード、保険証券、証書など)を整理し、適切な場所に保管することで、家族が必要な情報を容易にアクセスできるようにします。
また、一昔前は、残されたご家族が死後の事務を四苦八苦しながら行うというのが一般的でしたが、 終活を行うことで、そのような手間や負担を減少させることが期待されます。
まとめると、終活は自分や家族の未来を保護し、 死後の手続きをスムーズに進めるための重要なステップです。 是非、早めの準備と実行を心がけましょう。